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 これまでの訪問先と講師・テーマ(抜粋) 2000-2006


2000:
ニコン 富野直樹氏
『ニコンD-1の開発、デジタル時代へ寄せる夢』
2001:
理化学研究所
和田昭允氏
『日本独自の先端ゲノム研究領域を拓く』
2001:
安田工業
安田之彦氏
『世界最高峰のマシニングセンター創出にかける夢』
2002:
キヤノン
市川潤二氏
『キヤノンの企業改革、生産革新』
2002:本田技術研究所
福井威夫氏、荒木純一氏、広瀬真人氏
『ホンダ基礎研創設の理念、未来を拓く独創・革新研究』
2002:
浜松ホトニクス
大塚治司氏、鈴木義二氏
『光を軸に、人類の未知未踏分野に挑む』
2002:
リコー
浜田 宏氏
『時代環境・経営条件変化へのリコーの対応、21世紀への経営ヴぃジョン』
2002:
日産自動車
阿部栄一氏
『日産自動車の再生、独自性・国際競争力強化への研究開発』
2004:
トヨタ自動車
松原彰夫氏
『トヨタ2010年 グローバルビジョン、その実現を支える現場力』
2005:
味の素
西山 徹氏
『グローバル化時代における、味の素独自の企業価値の創出』
2005:
ヤマハ
加藤博万氏、
林田 甫氏
『ヤマハの音・音楽と技術の方向』 
2005:ダイハツ車体
/ダイハツ工業 東孝司氏
『コンパクトカー開発に寄せる夢、精魂傾けた大分工場の建設』
2006:
新興セルビック
竹内 宏氏
『新興セルビックの革新技術開発/100V稼動・超小型超精密射出成形機』
2006:
サントリー
辻村英雄氏、田中良和氏
『世界初・青いバラの創出、サントリーの花事業開発への夢と苦闘』
2006:
ブリヂストン
奥 雅春氏、井上 修氏
『世界最高水準の技術創出、タイヤの研究・技術開発と生産活動』
2006:
エンジニアリング・システム
柳沢源内氏
『不可能を可能に…、未知の道を切り開きつづけて』




〈「異業種・独自企業研究会や海外訪問・交流の機会」への参加を通じて〉

(株)プリモテック  代表取締役社長
元沖電気工業(株)情報通信システム事業統括室部長
澤田 稔氏
2004.3.8〜10
「広州ホンダ訪問の折のスナップ」
正面を向いている方が澤田稔氏



新経営研究会には、複数の会社を異動しながらも、実に15年間もお世話になっています。
会の目的の崇高な精神、視野の広さ、レベルの高さに感銘を受け、紆余曲折はありましたものの、ここまで続いています。
現在の会社は今年の4月で設立6年目に入りました情報機器の開発設計会社です。規模の小さい弊社が、分不相応と思いながらもこの会に参加させていただいていますのは、「企業の命とは、企業規模の大小、ビジネスの如何を問わず、それは企業が持つ夢と精神、この企業をこうあらしめたいと願うトップの強烈な欲求、そして、その実現への確固とした意思にあり」との本会の主旨に共感しているからであります。
私自身は半期単位に1回は参加し、残りの会は、訪問先に相応しい若手の技術者を出すように心掛けています。会の主旨には反するかもしれませんが、会に参加して感動を覚え、感性を高めてくれる社員を一人でも多く増やしたいと思っているからです。
訪問者は、感想・意見を含めた報告書を作成し、社内発表をすることで、情報の共有化を図るとともに、訪問先の企業理念、経営指針、匠の技術者、芸術家の人生観、世界観を知る良い機会としています。
会が選択される訪問先は、弊社が単独で訪れることは難しいところが殆どでありまして、まして若手技術者は、初めての経験に感動した様を報告してくれます。そしてライトパーティでこんな素晴らしい方にお会いしたと、目を輝かして興奮気味に話をしてくれます。
訪問先の報告書は参加初期の頃を除き、10年分の内容は蓄積していて、社員はいつでも自分の端末で観ることができるようになっています。
本会では、訪問先で得る感動を一番大切にしています。私の場合は、それを一人で感じるのはもったいないと思い、仲間にも知らせ、記録にも残しておきたい衝動に駆られます。
これらの報告書類は、今や、弊社の宝物の一つとなりつつあります。
それにしましても、新経営研究会の企画訪問からは、貴重で、贅沢、そして感動的な出会いを沢山頂戴しています。ヒット商品の開発者と直にお会いし、世に出すまでのご苦労話を伺い、同じ技術屋として励まされ、自社開発案件で勇気付けられることもありました。また、人間国宝の方から、技巧の裏づけには宇宙のエネルギーが関与しているという興味深いお話をお聴きしたり、厳しい注文主に応えるために、技法の更なる工夫、磨きを掛けておられる真摯な姿勢に接することもありました。筆舌に尽くせない心の贅沢さ、「もったいなさ」を感じ、心が洗われ、ほのぼのとした暖かさが沸いてくることを何度も経験したものです。
海外視察も、単なる企業訪問に終わらず、その国の文化、歴史、そして、人々の生活面にまで目を向けられました。日本の技術力、文化、伝統を見直す良い機会になっています。
今、日本のものづくりに対する重要性が再び見直されながらも、競争力、付加価値、継承者問題等、いろいろな観点から警鐘が鳴り響いています。
でも、この新経営研究会は、松尾様をはじめ、高い志を持たれた諸先輩の方々のお陰で、日本製造業の将来を思い、最初から軸ぶれのない活動を進められてこられた素晴らしい会と認識しています。
25周年を迎えられましたこの会のこれまでの活動と、実績に対しまして、心より敬意を表しますとともに、わが国の製造業のみならず、伝統文化に対しまして、今後とも更なる影響力を高め、ますますご発展されますことをお祈り申し上げます。



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