『世界最高速革新的プラスチック光ファイバーの開発と、 新たなイノベーションの創出』
小池康博氏
さて、弊会主軸事業の1つ 「イノベーションフォーラム」2015年度後期例会の第1回は、来る11月27日(金)、下記により、慶應義塾大学教授 小池康博氏をお招きし、「世界最高速 革新的プラスチック光ファイバーの開発と、新たなイノベーションの創出」と題してご講演いただきます。
小池康博氏は「フォトニクスポリマーとその光機能の基礎と応用」で、今世界の最先端を開拓している世界第一級の研究者です。
氏は、「光学ポリマーは次世代フォトニクス分野には不向きと思われていた時代、私は、高速プラスチック光ファイバーの研究で岐路に立っていた。その答はアインシュタインなどの光と物質の本質まで遡ったところにあった。それから数十年、フォトニクスポリマーが誕生した。私は物事の本質に戻ることの大切さを学んだ。大きな産業の幕開けは、材料の機能がシステムを根こそぎ変えることで生まれた。そこには時代を創ってきた人々の不屈の精神と信念が垣間見られる。そこで、今回は、イノベーションの重要性について述べたい。」と、氏は仰っておられます。
超高速プラスチック光ファイバ
氏は今日、世界最速プラスチック光ファイバー、光散乱導光ポリマー、ゼロ複屈折性ポリマーなど革新的フォトニクスポリマーに関する成果を社会に還元するため、今日、積極的な産学連携で研究開発を行っています。
今回、小池氏からいただきますご講演には、「光をより遠くへとばす」、「超高速信号をより歪みなく伝送する」、「光の偏波をより正確に制御する」、「より光を集光する」、「光をより増幅する」といった、次世代フォトニクス分野を切り開く可能性への示唆に溢れ、私たちの今後に極めて重要で、魅力的な示唆に溢れています。
万障お繰り合わせいただき、積極的なご参加をいただきますよう、お薦め申し上げます。
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