AI & IoT などデジタル化、科学技術本流の画期的変化の時代の日本のイノベーションを考える

2023年 再開スケジュール

【訪問見学先】日本ゼオン(株) 総合開発センター (神奈川・川崎市)

9月14日(木)

総合開発センターを視察される平成天皇陛下
総合開発センターを
視察される平成天皇陛下
日本ゼオン㈱提供

『日本ゼオンのビジョン、研究開発と技術革新』

【講師】日本ゼオン(株) 代表取締役 会長 田中 公章

田中 公章

日本ゼオンは1950年、塩化ビニル樹脂の国産化を目的に誕生。日本初の合成ゴムの生産を始めた、戦後創業の化学企業。戦後復興への化学の無限の可能性に賭けた先人たちの希望と決意が託されて誕生。ゼオ(Geo)はギリシャ語で大地、「エオン(Eon)は永遠。「ゼオン」は「大地から原料を得て永遠に栄える」の意味。日本発の夢の素材、単相ナノカーボンの世界初の量産技術を確立。今回の訪問先「総合開発センター」は、同社の研究開発の拠点。

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【訪問見学先】(株)DIC 総合研究所、美術館 (千葉・佐倉市)

10月6日(金)

総合研究所
総合研究所
㈱DIC提供

『DICの未来戦略と独自路線の追求』

【講師】DIC(株)執行役員 R&D統括本部長 有賀 利郎

有賀 利郎

DICは印刷インキ、有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェアの化学メーカー。2008年、大日本インキ化学工業から社名変更。創業以来の上記3事業の下、PPSコンパウンド、液晶材料、工業用粘着テープ、機能性顔料、包装用接着剤、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素化学品、不燃化粧板、加飾フィルム、繊維着色剤、特殊磁気テープ他、幅広い事業を展開。総合研究所に隣接し、里山を忍ばせるDIC川村記念美術館を運営。

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【訪問見学先】 本田技研工業(株) 埼玉製作所 寄居工場 (埼玉・寄居町)

10月31日(火)

本田技研工業㈱提供
埼玉製作所 完成車工場
本田技研工業㈱提供

『ホンダのものづくり革新』

【講師】本田技研工業(株) 埼玉製作所所長 軸屋 勇治

軸屋 勇治

ホンダは1948年の創業以来75年間に渡り、本田宗一郎が大切にした「夢」を原動力に、より自由でより便利でより楽しいモビリティを実現するため、二輪・四輪・ジェット機などの分野で革新的技術・製品開発に挑戦してきた。埼玉製作所では、現場の量産ものづくり実行力を強みとし、電動車含む多機種混流生産を具現化している。ホンダは今、日本が誇る生産現場力にデジタル技術や環境負荷低減技術を掛け合わせ、更なるものづくり革新・次世代工場システム構築に挑んでいる。

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【訪問見学先】 日本アイ・ビー・エム(株) 東京基礎研究所 (神奈川・川崎市)

11月29日(水)

IBM開発の量子コンピュータ
IBM 開発の量子コンピュータ
IBM提供

『量子コンピューター開発への夢と苦闘』

【講師】日本アイ・ビー・エム(株)副社長 執行役員 CTO 森本 典繁

 森本 典繁

1993年、IBMは会長 CEOにガースナーを迎え、メインフレーム主体の事業から黎明期のクラウドを活用。ソフト事業に転換。「崖っ淵からの生還」を果した。しかし巨額累積赤字に陥った1993年から驚異的に業績回復し、世界初量子コンピュータを発表する2021年の28年間、IBMは特許出願数毎年世界一。しかも量子コンピュータの開発生産は殆どIBM自身に依る。IBMは技術開発とものづくりの重要さを忘れたことは一度もないという。IBMは製造業から離脱していない!

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【訪問見学先】 (株)東芝 府中事業所 (東京・府中市)

12月21日(木)

府中事業所
府中事業所
(株)東芝 提供

『DXからQXへ:持続型社会の実現へ向けた東芝の変革と挑戦』

【講師】(株)東芝 執行役上席常務 CTO 兼CISO  佐田 豊

佐田 豊

東芝は優れた技術力でカーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー等の深刻な社会課題解決に対して、デジタル技術、将来は量子技術を活用してソリューションを創出していくことを経営方針に掲げている。これら社会課題を解決する革新的技術やソリューション、CPS基盤とデジタルサービス、そして量子暗号通信などの量子ソリューションの研究開発の取組み、及び革新的技術を次々と生み出す研究開発の体制やプロセスについて紹介する。

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【訪問見学先】 JR東海 リニア中央新幹線 山梨実験センター (山梨 都留市) ※当日はリニア新幹線に試乗いたします

2月2日(金)

リニア中央新幹線
リニア中央新幹線

『リニア中央新幹線実現への夢と苦闘』

【講師】東海旅客鉄道(株) (JR東海) 専務執行役員 寺井 元昭

【会場】今回は見学先 山梨県立リニア見学センター近くに講演会場を設けます。

寺井 元昭

2027年 東京-名古屋、2037年 名古屋-大阪 開業予定のリニア新幹線は、超伝導磁石で車体を浮上させ、時速500kmで東京-大阪間を1時間で結ぶ。1962年に開発を開始し、1997年 500km/hを突破。独シーメンスも開発競争から離脱し、日本が世代を重ねて道なき道を切り開いてきた、世界に誇る最先端の独創技術。リニア新幹線車輌に動力装置はなく、また何かの時、人間の反射神経でどうにかなる速度ではないため、運転士はいない。全て地上からシステム制御で運行される。寺井氏はリニア新幹線開発一筋で来られた方。

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