時代を先導する挑戦と現場に触れる
2010年10月29日(金)
【訪問見学先】 多摩川精機(株) 本社 第一工場 〈 長野県飯田市 〉 |
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『私の経営理念、極限に挑む技術、不況克服の経営』多摩川精機は、①航空・宇宙・防衛関連分野、②ロボットやNC工作機械、半導体製造装置など産業関連分野、③自動車、新幹線など、電子制御で作動する輸送機器、④遺伝子やナノテクノロジー分野の分析・試験装置や医療・診断分野における科学機器関連分野、⑤遊戯機器分野など5つの市場に、超高精度2次元位置・角度センサと3次元(空間)の位置・角速度センサを開発・供給している、世界でも数少ない、モーションコントロール分野で世界を先導する先端企業で、極限の技術に挑み、社員の三割以上が技術・開発職という技術者集団です。スバル望遠鏡、国際宇宙ステーション「SMILES」など宇宙開発分野、又、全てのハイブリッドカーに同社製角度センサーが搭載されているのは、知る人ぞ知る事実です。この世界初のハイブリッド車「プリウス」が生み出されるためには当時常識を超えた精度の角度センサが必要で、これを開発したのが多摩川精機です。同社は、これで第1回「ものづくり日本大賞」を受賞することになりました。世界最高速の次世代電気自動車といわれる「ELIICA」にもこの高精度角度センサーが搭載されています。 しかも、同社の特色はその技術の先進性にとどまらず、幅広い市場に浸透することによって経済の動向や時代の流れに翻弄されにくくしている同社独自の経営戦略と、このグローバル化の時代に敢えて海外に製造拠点を持たず、独自性を持った技術と強い開発力で、付加価値が高くコスト競争に巻き込まれない特殊な製品を世に送りつづけることで地域と共存し、ひいては地域を活性化したいという、地域密着型のグローカル企業への強い思い、海外不進出の確固とした企業理念です。 今、中国を軸とするアジアなど新興経済国の目覚しい台頭と変化の下、時代はグローバリゼーションの第2フェーズに突入し、世界の多極化、世界の産業構造と世界経済地図の歴史的変化を迎えて、日本のものづくり経営が根本的見直しを迫られている今日、同社の‘次代のものづくり’の在り方を追求する経営が私たちに投げかける示唆は極めて大きいと考えます。 【講 師】多摩川精機(株) 代表取締役会長 萩本 博幸 氏 |
見学先日程【日 時】2010年10月29日(金) 13 : 00〜18 : 00【訪問先】多摩川精機(株) 長野県飯田市大休1879 TEL (0265) 21-1800(代) 交通:関東近隣地区からは東京・新宿から、 名古屋・関西地区からは名古屋から、 高速バスを使用されることをお勧めいたします。 【集 合】JR飯田橋駅前「ピアゴ」の前 【時 間】12時00分 12時25分 の2本の送迎バス有 ※詳細は、お問い合せください 【講 師】多摩川精機(株) 代表取締役会長 萩本博幸氏 【コーディネーター】 (有)テクノ・ビジョン 代表、元帝人(株)取締役 相馬和彦氏 |
スケジュール
MEMOメモ: |