時代を先導する挑戦と現場に触れる
2013年6月6日(木)
【訪問見学先】 旭化成ホームズ住宅総合技術研究所 |
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『旭化成の先端素材開発とLIB開発秘話』吉野 彰氏 今回は、当初予定しておりました2013年2月より日程を変更させていただき、来る6月6日(木)に延期開催をさせていただくこととなり、同社の「住宅総合技術研究所」を見学させていただき、同社フェロー吉野彰氏より「旭化成の先端素材開発とLIB開発秘話」と題してご講演いただきます。 この度見学させていただきます「住宅総合技術研究所」は、旭化成グループが富士地区に先端素材の研究開発を集中させ、同社の研究開発拠点化を進めている中の一つで、基盤技術研究所との連携により「ロングライフ住宅の実現」に向けた技術開発を加速。最先端技術との融合による新たな価値創造の創出を目的としている研究所です。 改めてご紹介するまでもなく、吉野彰氏はリチウムイオン電池の開発に成功し、後に炭素材料を負極として今日のLIBの基本概念と基本構造を確立したわが国を代表する研究者の一人で、ノーベル賞候補にもノミネートされています。 ご案内の通り、この吉野彰氏をコアとするLIBのプロトタイプは1986年に試験生産され、1991年、LIBは吉野氏の所属する旭化成とソニーによって実用化されました 氏のLIBの開発は当初からLIBの開発を目指してスタートしたものでなく、ノーベル化学賞受賞者白川英樹博士による導電性高分子ポリアセチレンの研究が発端だったということで、この研究過程でポリアセチレンが二次電池の負極に使える可能性を発見したことがLIBの開発につながったということです。 今回のご講演では、「特許出願の際の記述の恐ろしさ」、「複数の基本特許」や「関所特許」など、研究開発における特許申請に関わる核心的問題が吉野氏ご本人のご体験を通して披瀝され、開発に携わる者にとって重要な直感的時代感覚についても触れてもらう予定です。 なお、本年4月18日、氏はロシアのエネルギー国際賞「グロ−バルエネルギー賞」をロシア人研究者1人と共同受賞(賞金総額約1億円)することが決定、この授賞は日本人で2人目です。 万障お繰り合わせいただき、ご参会賜りますれば幸甚に存じます。 |
見学先日程【日 時】2013年6月6日(木)【訪問先】旭化成ホームズ 住宅総合技術研究所 静岡県富士市鮫島 2 - 1 【集 合】13:15 東海道新幹線「新富士駅」 改札口出たところ 【テーマ】「旭化成の先端素材開発とLIB開発秘話」 講演:旭化成(株) フェロー 吉野 彰氏 【連絡先】新経営研究会 電話:03-3265-4341 |
スケジュール
MEMOメモ: |
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