時代を先導する挑戦と現場に触れる

2014年1月16日(木)

【訪問見学先】 (株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 本社 (愛知県/蒲郡市〉

『 再生医療技術、その産業化への夢と挑戦 』


     畠賢一郎氏

 皆様方のご参加をいただいております 「異業種・独自企業研究会」 2013年度後期例会の第3回は、来る2014年1月16日(木)、愛知県蒲郡に、今、再生医療の産業化で大きな注目を集めている(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)様を訪問・見学させていただき、常務取締役 事業開発室長 畠賢一郎氏より 「再生医療技術、その産業化への夢と挑戦」 と題してご講演いただきます。

 再生医療とは、われわれの身体に備わっている組織の再生能力を引き出し、失われた組織や臓器の機能を再生させる医療で、患者本人の細胞を培養して移植する医療技術です。

 自家培養表皮

 J-TECはこの再生医療技術で自家培養表皮、世界で初めて成功した自家培養軟骨などで再生医療の産業化を目指している、今、最も刮目すべきベンチャー企業の一社です。

 自家培養軟骨

 2013年9月、同社は 「日本初の再生医療製品の実現」 の功により、第5回 「ものづくり日本大賞」 で内閣総理大臣賞を受賞しました。
 その受賞理由として、 ① 新領域となる薬事法の審査を13年の年月をかけて克服し、再生医療企業のフロントランナーとしての役割を果たしたこと、② 細胞培養の基盤を確立し、今後の iPS 細胞を含め、日本の再生医療向上への貢献が期待されること、などが謳われています。

 ティッシュエンジニアリングとは、生きた細胞を使って本来の機能を出来るだけ保持した組織・臓器を人工的に作り出そうとするもので、その実現には、医学・工学・理学・薬学などの異分野間研究交流(学際的研究)が重要とされています。
 さらに、従来、主に基礎研究の目的で使われていた細胞培養という手法を、培養した細胞そのものを患者治療に用いる点で革新的であるとされています。

 同社の再生表皮による再生医療で、例えば大火傷を負った方など、どれだけ悲惨な患者が救われているか計り知れません。正に人類に福音を与えている、同社は刮目すべきベンチャー企業の一社であると同時に、今後の日本の研究・技術開発の方向への示唆に溢れる企業です。

 その現場に直に触れながら、その開発と今後の事業展開について直接開発責任者の方より、今日に至るご苦闘と今後へのご抱負を伺う機会を得ましたのは、誠に得難い機会と考えます。

 皆様方の積極的なご参加を賜りますれば幸甚に存じます。


日程・概要

【日 時】2014年1月16日(木)13 : 00-17 : 30
【訪問先】 (株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 本社 
      愛知県蒲郡市三谷北通6丁目209番地の1
【集 合】12:30
        JR東海道線 「蒲郡駅」改札口を出たところ
【テーマ】「再生医療技術、その産業化への夢と挑戦」
【ご講演】(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
      常務取締役 事業開発室長 畠賢一郎 氏 
【コーディネーター】
     国立科学博物館 科学技術史グループ長
     鈴木一義氏
【連絡先】新経営研究会 電話:03-3265-4341 
      

スケジュール

  • 13:00 ご挨拶
  • 13:10 概要・説明
  • 13:30 見学
  • 14:45 ご講演
  • 16:15 Q&A
  • 16:30 ライトパーティー
  • 17:30 バスで蒲郡駅へ

    ※タイムスケジュール変更の場合もあります
 

訪問先 地図


大きな地図で見る

ページトップ