『積水化学のプラスチックの高機能化とグローバル化
合わせガラス用中間膜の開発』
加藤敬太 氏
皆様のご参加をいただいております弊会の発足以来の主軸事業『異業種・独自企業研究会』 の2015年度前期 第4回例会は、来る2015年7月29日(水)、積水化学工業㈱滋賀水口工場様にて開催させていただき、同工場の見学と、同社取締役専務執行役員 加藤敬太氏より、『積水化学のプラスチックの高機能化とグローバル化戦略』をテーマにご講演いただきます。
合わせガラス用中間膜
ご案内の通り、同社は「住宅」「環境」「高機能プラスチックス」の3領域でグローバル展開する極めて独創的な異色企業で、今回の講師 加藤敬太氏は、この度、同社が世界に先駆けて実用化し、「大河内記念賞」を受賞した先端高分子材料「合せ硝子用中間膜」の開発の中心となった方で、今回はその開発の中心となられた加藤様ご本人から、直接その開発の経緯をご披瀝いただき、併せて、今後同社の先端高分子材料開発へのご抱負を伺います。
なお、今回お訪ねいたします積水化学工業㈱水口工場は、同社の中間膜、樹脂、ファインケミカル等の製造拠点です。
合わせガラス
この開発は、同社が、自動車ガラス用樹脂の素材設計及び製造工程の長期間かつ継続的な技術蓄積をふまえ、世界に先駆けて実用化したもので、グローバル規模で多数の自動車メーカーに採用され、自動車分野で今後の成長が期待されるヘッドアップディスプレイ用の高機能中間膜への展開、建築分野を含め他用途への適用も進められ、本技術開発の波及効果は極めて大きいと高い評価を得ているものです。またわが国が産学連携によってこれまで先導してきた先端高分子材料開発の成功例としても高く評価されているものです。
今後われわれの技術・製品開発の在り方と事業のグローバル化展開への指針を得る、眞に貴重な機会と存じます。
万障お繰り合わせ頂き、ご参会賜われましたら幸甚に存じます。
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