日本の新成長戦略、今後日本の‘技術開発’と‘ものづくり経営’を考える
2016 後期スケジュール
【訪問見学先】 旭硝子㈱(茨城県/鹿島市)
11月22日(火)
『旭硝子が目指す素材・ソリューション』
【講師】 旭硝子㈱ エグゼクティブ・フェロー 中尾泰昌 氏
同社は創立110年を迎える世界最大手の硝子メーカーであると同時に、高収益グローバル優良素材メーカー。鹿島工場は、1981年に世界最大規模の建築用板硝子製造設備が稼動し、以来、フッ素樹脂、フッ素系ファインケミカルなど化学品の製造、熱線反射ガラス、ミラー、複層ガラス、強化ガラス、合わせガラスなど建築用板ガラスの製造拠点となっている。
【訪問見学先】 先端生命医科学研究所(TWIns) (東京都/新宿区)
12月15日(木)
(東京女子医大-早大 共同設立)
『先端生命医科学研究所(TWIns)の創設』
【講師】 早大教授 共同先端生命医科学研究所 初代専攻長 梅津光生 氏
2008年4月、早稲田大学と東京女子医大は、それぞれの長所を活かして世界初の医工融合研究拠点を連携創設。人工心臓、世界初 細胞シートによる再生医療など、最先端の生命医科学研究に当っている。この設立の中心となったのが梅津光生氏。初代専攻長。「TWIns(ツインズ)」の命名は東京女子医大のT、早稲田のW、そしてInstitutionを組合わせたもの。
【訪問見学先】 ダイキン工業㈱ テクノロジー・イノベーションセンター(大阪府/摂津市)
1月24日(火)
『テクノロジー・イノベーションセンターの設立』
【講師】 ダイキン工業㈱ テクノロジー・イノベーションセンター副センター長 河原克己 氏
2015年11月に開所した、投資額 約380億円、総床面積 約5万8千㎡、6階建て、700人規模の陣容を持つ、グローバルに事業展開するダイキンの技術開発のコア拠点。世界No.1の技術と超差別化商品で新たな価値創出を目指し、国境をも超えた多様な人々が、互いの強みと情熱を持ち寄り、“協創イノベーション”の実現に挑戦しようとするもの。
【訪問見学先】 ㈱ナックイメージテクノロジー 横浜工場 (神奈川県/横浜市)
2月24日(金)
『 最先端技術と匠の技で挑む、最先端映像機器の製品開発』
【講師】 ㈱ナックイメージテクノロジー 代表執行役社長 中島聖司 氏
1958年にニュース映画用カメラから起業し、研究用カメラを経て、世界の放送業界を驚かせた200,000,000コマ/秒を捉えるウルトラ・ハイスピードカメラやアイマークレコーダーなど特殊光学系等、今、先端技術と匠の技を融合して最先端映像機器を生み出し続け、世界のプロフェッショナル映像クリエーターも高く評価する、高開発型独創的企業。
【訪問見学先】 花王㈱ 小田原事業場 (神奈川県/小田原市)
3月3日(金)
『花王の化粧品開発』
【講師】 花王㈱ 取締役 常務執行役員 長谷部佳宏 氏
同社は、洗剤、トイレタリーで国内第1位、化粧品2位。世界で化粧品、トイレタリー企業でシェアランキング7位に入リ、創業130年を迎えようとする大手化学メーカー。化粧品分野では、1982年に基礎化粧品「ソフィーナ」を発表し、1994年にメイクアップシリーズ「オーブ」を発表。2006年、化粧品メーカーのカネボウ化粧品は100%子会社化した。
【訪問見学先】 玉川堂 本店工場 (新潟県/燕市)
4月7日(金)
『玉川堂200年の経営、伝統と革新』
【講師】 ㈱玉川堂 代表取締役社長(七代目当主) 玉川基行 氏
社歴200年の鎚起銅器メーカー。銅に多彩な着色を施す世界唯一の技術を持つ。シャンパンの帝王クリュッグ六代目当主オリヴィエ・クリュッグと当代当主が意気投合し、コラボレーションでボトルクーラーを共同開発。日仏の高級レストランやバーで使用されている。日本の伝統工芸老舗企業として稀な世界的ブランド認知の高さを誇る。