時代を先導する挑戦と現場に触れる
2016年11月22日(木)
《訪問見学先》 旭硝子(株)鹿島工場 《ご講演》旭硝子(株) エグゼクティブ・フェロー 中尾泰昌氏 |
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錦秋の候となりました。皆様には益々ご清祥のことと、お慶び申し上げます。 平素の格別のご支援に、改めて衷心より厚く御礼申し上げます。 さて、「異業種・独自企業研究会」2016年後期の第1回例回は、来る11月22日(火)、旭硝子㈱ 鹿島工場(茨城県神栖市)を見学させていただき、同社エグゼクティブ・フェロー 中尾泰昌氏より、『旭硝子が目指す素材・ソリューション - 不思議材料「ガラス」 をベースに - 』と題してご講演いただきます。 同社の創業は1907年、今年創立110年を迎える、皆様もご案内の通り、世界最大手の硝子メーカーで、高収益を上げつづける、グローバル優良素材メーカーの一社です。 今回お訪ねさせていただく同社 鹿島工場は、1975年、ソーダ製品、有機化学製品の製造工場として出発し、1981年に世界最大規模の建築用板硝子製造設備が稼動。以来、フッ素樹脂、フッ素系ファインケミカルなど化学品の製造、熱線反射ガラス、ミラー、複層ガラス、強化ガラス、合わせガラスなど建築用板ガラスの製造拠点となっている、旭硝子㈱の主力工場です。 さらに、この鹿島工場は廃棄物の削減、「ゼロエミッション」の維持でも世界に知られる工場で、「環境保全」を重要課題の一つと位置付け、さまざまな廃棄物削減活動を行ってきました。 2003年には、フッ素樹脂・フッ素系ファインケミカルなどの製造工程より排出されるフッ素含有排水から、フッ素原料を回収するプラントを稼働させました。しかし、それでも最終工程で発生するフッ素含有汚泥は不純物が多く、埋め立て処理していましたが、2008年、この回収方法を見出し、さらにプラントの最適運転条件を見出して、2009年、遂にゼロエミッションを達成し、現在まで維持していると伺っています。 また、鹿島工場はガラス、化学の複合工場として、発生する廃棄物の種類が多岐にわたることから、廃棄物をリサイクルするために、多くの中間処理委託先の協力を得ています。 今日、グローバルに事業を展開し、熾烈な世界競争の中で飛躍している同社の基本理念、試みには、その技術・製品開発を含めて、私たちが学び、参考とさせていただくことがあまりにも多い、と常々尊敬させていただいている次第です。 万障お繰り合わせいただき、ご参会賜りますれば幸甚に存じます。 |
日程・概要【日 時】2016年11月22日(火)【訪問先】旭硝子(株)(茨城県・鹿島市) 茨城県神栖市東和田25 【集 合】 詳細は、後日掲載いたします 【テーマ】「旭硝子が目指す素材・ソリューション」 【ご講演】 旭硝子株式会社 エグゼクティブ・フェロー 中尾泰昌氏 【チェアマン】 東レ株式会社 顧問、元代表取締役副社長 田中千秋氏 【連絡先】 新経営研究会 電話:03-3265-4341 |
スケジュール
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