時代を先導する挑戦と現場に触れる
2024年度前期 第5回例会
2024年7月3日(水)
【訪問見学先】 ダイキン工業(株) ダイキンテクノロジーイノベーションセンター(大阪府/摂津市) 【ご講演】 常務執行役員 テクノロジー・イノベーションセンター長 米田裕二 氏 |
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『ダイキン工業のR&D改革』今期「異業種・独自企業研究会」の第5回例会は、ダイキン工業(株)様のテクノロジー・イノベーションセンター(大阪府/摂津市)」を見学させていただき、同社 常務執行役員 テクノロジー・イノベーションセンター長 米田裕二 氏より、「ダイキン工業のR&D改革」と題してご講演いただきます。 ご案内の通り、同社は創業100年の歴史を持ち、約170か国に事業展開、世界42か国に拠点を持つ空調機、化学製品メーカーです。 同社の空調事業の売上高は2010年から世界第1位。フッ素化学製品でデュポン社に次ぐ世界第2位の企業です。また、換気フィルタ事業でも世界シェアトップを誇り、同社売上の約8割は海外で占めているグローバル企業です。 また、同社は空調機器メーカーであると同時に、エアコン制御の中枢・インバータ回路に用い、その頭脳に当たるカスタム マイコン半導体、そのインバーター性能を飛躍的に向上させるパワー半導体モジュールも自社開発しています。 更に世界初のナノファイバー多孔膜を用いた、世界最先端のエアフィルタも同社開発によるもので、如何にして清浄・効率を維持しながら空気抵抗を下げ、省電力化するか、の課題の下に開発された、と伺っています。 空調事業だけでなく、このフィルタ事業でもワールドワイドに展開している、同社は世界第一級のイノヴェイテイヴな独創的高開発型企業です。 2023年度 新エネ大賞で「新エネルギー財団会長賞」受賞。2023年 2月 第5回日本オープンイノベーション大賞において「総務大臣賞」「文部科学大臣賞」を受賞し、他多数受賞しています。 今回訪問させていただくダイキン テクノロジー・イノベーションセンタ(TIC)は、ダイキングループの持続的成長と発展を目的に、独自のインパクトのある商品・技術を開発するため、2015年11月に設立された、同社技術開発のコア拠点で、世界最先端の実験設備、社内外の交流を促進させる協創エリアなどを持ち、同社のイノベーション創出を加速する役割を担っています。 また、ダイキン工業は2023年2月、いち早く生成AIに取り組むため、先進技術の活用提案組織「IT創発グループ」に生成AIを専門とするアジャイル開発チームを設置。2023年7月には、国内社員約1万4000人以上がChat GPTを利用できる環境を整えたと新聞報道され、現在、製造分野に生成AI活用の可能性について研究中だと伺っています。 ご案内の通り現在同社は、AIによる快適自動運転エアコン(センシング+記憶学習)を実現しています。 今回、講師をお願いしている米田裕二氏は同社常務執行役員、このテクノロジー・イノベーションセンター長を務めておられる方です。 今後のわが国ならではの技術・製品・事業開発とその展開、在り方について、活発な意見交換、討議が行われますことを願ってやみません。 皆様の積極的なご参加をお待ちいたしております。 (新経営研究会 代表 松尾隆) |
日程・概要【日 時】2024年7月3日(水)13:00-18:00【訪問先】ダイキン工業(株) ダイキンテクノロジーイノベーションセンター 大阪府摂津市西一津屋 1-1 【集合時間・場所】 12:15 (12:20に出発いたします) JR「新大阪駅」 送迎バスがお待ちしております。 ※詳細地図は、後日ご案内いたします。 ※ご昼食をお済ませの上お越しください 【テーマ】 ダイキン工業のR&D改革 【講 演】 ダイキン工業(株) 常務執行役員 テクノロジー・イノベーションセンター長 米田裕二 氏 【チェアマン】 国立科学博物館 名誉研究員 前 同国立科学博物館 産業技術史資料情報センター長 経済産業省「ものづくり日本大賞」選考委員 経済産業省「ロボット大賞」選考委員 世界文化遺産特別委員会 委員 鈴木 一義 氏 【締 切】 2024年6月21日(金) 【連絡先】 新経営研究会 担当:田中 TEL: 03(3265)4341 |
スケジュール
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