時代を先導する挑戦と現場に触れる
2024年度前期 第6回例会
2024年8月21日(水)
【訪問見学先】 富士フイルム(株) 先進研究所(神奈川県/足柄上郡) 【ご講演】 参与、前取締役 常務執行役員 知的財産本部管掌 柳原直人 氏 |
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『富士フイルム第二の創業と不確定時代への今日の備え』皆様のご参加をいただいております「異業種・独自企業研究会」の今期最終回は、富士フイルム(株)の先進研究所(神奈川県足柄上郡)を見学させていただき、同社 参与、前取締役 常務執行役員 知的財産本部管掌(元CTO) 柳原直人氏より、「富士フイルム第二の創業と不確定時代への今日の備え」と題してご講演いただきます。 024年度3月期決算における富士フイルム(株)の売上高は、2兆9,609億円。前年比で 3%増加、営業利益は2,767で、前年度比 1.3% 増加しています。 同社は「マテリアルズ」など化学分野、バイオテクノロジー、「イメージング」技術を中心に、カメラ・エックス線写真など写真システム一式、複写機などOA機器他オフィス分野、再生医療など医療分野、創薬、化粧品、健康食品に事業展開する、日本を代表する多国籍複合企業です。化学業界第3位。所属業界は「化学」「精密機器」「医療機器」「医薬品」「化粧品」「半導体・電子部品」と幅広い事業分野をもっています。 2000年以降、デジタル化で売上の6割、利益の2/3を占めた写真フィルムが殆ど壊滅。自ら世界初デジタルカメラ、医療用デジタルX線画像診断装置の開発など、デジタル化に懸命に対応して来ましたが、2004年、新社長に就任した古森重隆氏は、これまでの社名 「富士写真フイルム」から写真の文字を抹消。「富士フイルム」と改称して、写真フィルムからの完全撤退を決意。蓄積して来た基盤技術を核に経営革新を発進させることを宣言しました。 2006年10月1日 「富士写真フイルム株式会社」から「富士写真フイルム株式会社」へ社名変更。2014年1月30日、創立80周年を迎えるに当たり、 同社が目指すべき将来の姿明確に示すため、新しいコーポレートスローガンとして「Value from Innovation」を制定しました。 この時、「知を融合し、新た な価値を創造する」をコンセプトに、「異なる 分野の技術者を結集させ、将来の富士フイルムを支えるコア技術の開発を進めていく」ことを目的に設立されたのが、今回訪問させていただく「富士フイルム 先進研究所」です。 2008年から化粧品事業に本格参入。 「日本発の技術・製品で、世界を驚かせる仕事がしたい」と、今富士フイルムグループでは取り組んでいます。 往時の王者 コダックは今はないのです! 今、生成AIの出現と新たな様相を見せ始めている IoTなど第二世代のデタル化の進展と、待った無しのGX時代への対応など、企業環境は画期的変化を求められ、私たちは画期的革新を求められています。 この様な折、改めて嘗ての「富士写真フイルム」様の危機とその克服を振り返えらせていただき、今日への新たな驚異的事業の変容とそのご躍進振りの真相の一単位触れさせていただけますことは、極めて貴重な機会と考えます。 皆様の積極的なご参加をお待ちいたしております。 (新経営研究会 代表 松尾隆) |
日程・概要【日 時】2024年8月21日(水)13:30-18:00【訪問先】富士フイルム(株) 先進研究所 神奈川県足柄上郡開成町牛島577 【集合時間・場所】 12:55(13:00に出発いたします) 「小田原駅」西口 ➡バス乗り場 送迎バスがお待ちしております。 ※詳細地図は、後日ご案内いたします。 ※ご昼食をお済ませの上お越しください ※バス代として4,000円(往復・税込) 【テーマ】 富士フイルム第二の創業と 不確定時代への今日の備え 【講 演】 富士フイルム(株) 参与、前取締役 常務執行役員 知的財産本部管掌 柳原直人 氏 【チェアマン】 国立科学博物館 名誉研究員 前 同国立科学博物館 産業技術史資料情報センター長 経済産業省「ものづくり日本大賞」選考委員 経済産業省「ロボット大賞」選考委員 世界文化遺産特別委員会 委員 鈴木 一義 氏 【締 切】 2024年8月1日(木) 【連絡先】 新経営研究会 担当:田中 TEL: 03(3265)4341 |
スケジュール
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