挑戦者本人が語る「明日の技術・製品開発と独自の企業価値創出研究会」

最近のプログラム

2014年1月20日(月)

(株)ユーグレナ 代表取締役社長  出雲 充氏

『ミドリムシが地球を救う』

  出雲 充氏

 「イノベーションフォーラム21」の今期第4回例会は、来る1月20日(月)、今注目を集めているバイオテクノロジー企業 (株)ユーグレナの代表取締役社長 出雲充氏をお囲みして、その経営理念と事業・研究開発戦略、今日の状況と将来展望について忌憚なくご披瀝いただくこととなりました。

 ご案内の通り、㈱ユーグレナは世界で初めてミドリムシの屋外大量培養技術を確立した、東京大学発のバイオテクノロジー企業で、「東京大学アントレプレナープラザ」 に研究室、沖縄県石垣島に生産技術研究所を設け、JX日鉱日石エネルギーや日立製作所とのミドリムシを原料としたバイオジェット燃料の製造に関する共同研究など、その夢と志に共感する国内の研究機関や企業と共に、新しい未来を拓くべく挑戦している、今、大きな注目を集めている企業です。 

 現在ユーグレナ社がミドリムシの利用で事業展開しようとしている戦略分野は、Food(食料)、Fiber(繊維)、Feed(飼料)、Fertilizer(肥料)Fuel(燃料)の5F分野で、培養技術の更なる向上・開発によって、低コスト化を図り、高価格のものから低価格のものへ事業展開を計っていくシステム構築に取り組んでいます。

 研究設備バイオリアクター
 ミドリムシ

   現在はバイオマスの5Fの内、一番価格が高いFood(食料)を切り口として、機能性食品及び化粧品を事業化しておりますが、今後は、Feed(飼料)及びFuel(燃料)等の事業化を目指していくと伺っております。

   また、ユーグレナ特有の成分であるパラミロンは、水・油に対する不溶性を持つ一方、吸水性・吸油性を持つ特殊な素材であるため、洗顔剤やフィルム等への応用も考えられています。

 ユーグレナ社は、パラミロンのもつこの性質を活かし、将来、化粧品以外にも様々な工業製品への利用可能性を追求していく、と言っています。

 皆様方の積極的なご参加をお勧め申し上げます。

日程・会場

【日時】 2014年1月20日(月)13 : 00-17 : 00
【会場】 東京理科大学 森戸記念館 2F 第1会議室 
     東京都新宿区神楽坂4-2-2
     Tel. 03(5225)1033
【テーマ】「ミドリムシが地球を救う」
【講師】 株式会社ユーグレナ
      代表取締役社長
      出雲 充氏
【コメンテーター】
     東京大学 教授 各務茂夫氏 
【コーディネーター】
     放送大学 名誉教授 森谷正規氏 

スケジュール

  • 13:00-14:00  出雲充氏 ご講演(前段)
  • 14:00-14:05  休憩
  • 14:05-15:00  出雲充氏 ご講演(後段)
  • 15:00-15:30  Q&A
  • 15:40-16:25  各務茂夫氏 ご講演
  • 16:25-17:00  Q&A
MEMO


会 場


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