「激変する科学・技術本流、日本製造業のオリジナリティーとイノベーションを求めて」 新経営研究会 FMT イノベーション

『本格的グローバル展開に踏み切った、日立のデジタル革新プラットフォーム事業』

大槻隆一氏

　これまで皆様の活発なご参加をいただいて参りました弊会の発足（1982）以来の主軸事業「イノベーションフォーラム」2019年度後期例会も、来たる10月16日（金）、いよいよ最終回を迎えることとなりました。　　　

　今回は、㈱日立製作所 執行役常務、前日立グローバルデジタルホールディングス 取締役会長、元日立アメリカ取締役会長 大槻隆一氏をお囲みし、「本格的グローバル展開に踏み切った、日立のデジタル革新プラットフォーム事業」と題してご講演賜ります。

日立が「Lumada」で世界攻略へ

今年、2020年1月、日立製作所は独自のIoT、デジタルイノベーション プラットフォーム Lumada事業の本格的なグローバル展開に踏み切るため、米国子会社二社を統合。グローバルなフロント機能の中核として、新会社「Hitachi Vantara」を創設しました。

　これまで日本の“ものづくり”の強みは匠の技、基幹ソフトには弱いと言われて来きましたが、この度、日立製作所のデジタル・イノベーション・プラットフォーム Lumada が世界を目指すターゲットはモビリティ、ライフ、インダストリー、エネルギー、ITの５分野。ここに日立製作所が投入する社員数は約12,000人。因みに、2019年における日立製作所の Lumada 事業の売上は1兆1700億円で、この９割は国内実績。海外での事業実績は1割しかないのです。これを世界事業に拡大しようとするのが今回の日立製作所の決意です。大槻氏は、これまで日立 Lumada事業の世界展開に中心的役割を果して来られた方です。

　この大槻隆一氏より、この度の日立製作所が本格的な世界展開に踏み切ったデジタル・イノベーション・プラットフォーム Lumada 事業の世界展開戦略と決意の程をご披瀝願い、今後の日本のデジタルイノベーション事業への希望と可能性の一端に触れさせていただこうとするのが本会の目的です。

　最終回に相応しい、今後日本の可能性について大いにディスカッション出来る場と機会になるものと信じています。 お誘い合わせの上、皆様の積極的なご参加を賜りますよう、願っております。

　今回もリアルミーティングとオンラインミーティング併催で開催させていただきます。
　つきましては下記にご案内申し上げます。

　なお、次期イノベーションフォーラムの詳細日程が決定いたしましたので、合わせてご案内申し上げます。

　次期イノベーションフォーラムの第1回は、これまで日本発、世界初の独自の画期的生物学的製剤開発に挑んで来たBIKEN財団の理事長 山西弘氏より、新型コロナワクチン開発の日本の現況と世界の状況を、その研究開発の第一線からご報告願い、問題提起をいただきます。

　皆様の積極的なご参加をいただけましたら幸に存じます。

日程・会場

スケジュール

• 13:30-13:35　ご挨拶
• 13:35-14:00　自己紹介
• 14:00-15:00　ご講演(前段)
• 15:00-15:30　Coffee break
  　　　　　オンラインの方:グループに分かれ自由討議　
• 15:30-16:30　ご講演(後段)
• 16:30-17:00　Ｑ＆Ａ
  　
  ※オンラインご参加の方はここで終会
  ※会場ご参加の方は、有志によるワイガヤの会
  　17：30～19：00予定しております。