挑戦者本人が語る「明日の技術・製品開発と独自の企業価値創出研究会」
最近のプログラム
2021年1月21日(金)
(株)UCHIDA 代表取締役社長 内田 敏一 氏 |
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ランボルギーニとの共同開発、空飛ぶ車、二足歩行補助装置、世界初民間月面探査チームの一員として挑む『CFRPなど特殊素材で開発をトータルサポートするUCHIDAの挑戦』
来年は新年早々の2022年1月21日(金)、2021年度 前期「イノベーション・フォーラム」の最終回を迎えます。 (株)UCHIDAは、今年創業53周年を迎える、CFRP(炭素繊維複合材料)による技術開発を通して世界へ挑む提案型の挑戦的企業で、世界水準の技術を活かした研究・開発・設計・製作の全プロセスをワンストップで担える技術者集団、といっても過言ではないでしょう。今日、二輪、自動車、ドローン、旅客機エンジン、医療・介護、宇宙、深海などに進出する、夢と活力に溢れる、スモールサイズの独創的企業です。 それがいつか埼玉を代表する独創的高技術開発で知られる企業へ成長し、2008年、「経産省 元気なものづくり300社」受賞。2009年、宇宙部品国内最大級の成形加工に着手。2013年、IHIエアロスペースより優良企業として表彰、同時期にランボルギーニとエンジン用CFRPの共同研究促進。2016年、パリの世界最大の複合材料見本市で “JEC INNOVATION AWARD” を受賞するまでになりました。 転機は、1980年、本田技研工業(株)からオートバイなどで走行風を整流するためのエンジンや車体を覆う構造体 “カウル” をアルミからFRPへ転換したいとの話を聞かされ、二輪レース用車体のカウルの試作を始めた頃だといいます。 当時、カーボン繊維は出始めた頃で高価格、入手も困難な時代だったそうです。2011年、UCHIDAはHRC((株)ホンダ・レーシング)のオフィシャルパートナーとなり、炭素繊維の特性を最大限引き出せる炭素繊維整形機オートクレープの導入可能となって四輪NSXボデイの制作も手掛けるようになり、GT、F1等4輪レースの世界に入って行きました。ここでUCHIDAは品質とスピードの両立を身につけたといいます。そしてリーマンショックからの回復、本格的な航空機産業への参入を 経て、今日の 「困ったときのUCHUDA」 の評価に繋がっていきます。 やがて世界 3位のヘリコプターメーカー アグスタ ヴェストランド、スーパーカーの代名詞でもあるランボルギーニとの共同開発...、UCHIDAの技術は世界の知るところとなっていきました。こうして世界初、Only Oneと言われる仕事に携わってきたUCHIDAは、今日、脊髄損傷による方々の身体を鍛えるCFRP使用の革新的二足歩行装具の開発、2022年初頭の世界最軽量月面探査車「YAOKI」などの開発で民間企業で世界初の月面探査に参加することになったことなど、独自の事業展開でも知られる企業となっていきました。 内田氏はイノベーションフォーラムの今期最終回の講師に相応しい、夢と人間性、活力、リーダーシップに溢れた方です。ここには汲めども尽きない教訓が溢れています。 今回はこの(株)UCHIDAの代表取締役 社長 内田敏一氏をお囲みして、今日に至る内田氏の夢とその夢を実現させて来た生々しい軌跡に触れさせていただき、今後のわれわれの掛け替えのない教訓とさせていただきたいと願っています。 なお今回は内田敏一社長様のご講演に加え、オンラインで(株)UCHIDA様の開発・生産現場を見学させていただく、特別のご配慮をいただいております。 皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げます。 |
日程・会場【日 時】 2022年1月21日(金)13:30-17:00【会 場】 国際文化会館 別館 2階 東京都港区六本木5-11-16 電話:03-3470-4611 【テーマ】『CFRPなど特殊素材で開発を トータルサポートするUCHIDAの挑戦』 【講 師】内田 敏一 氏 (株)UCHIDA 代表取締役社長 【チェアマン】 (有)入交昭一郎 代表 元本田技研工業(株) 代表取締役副社長 元 (株)セガ・エンタープライゼス 代表取締役社長・会長 入交昭一郎氏 【締 切】 1月12日(水) 【事務局】 新経営研究会 担当:田中 東京都千代田区麹町1-6-9 DIK麹町804 TEL: 03(3265)4341 |
スケジュール
MEMO
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会 場
東京都港区六本木5-11-16
・都営大江戸線 「麻布十番駅」7番出口より徒歩5分 (上り急勾配あり)
・東京メトロ南北線 「麻布十番駅」4番出口より徒歩8分 (上り急勾配あり)
・東京メトロ日比谷線「六本木駅」 3番出口より徒歩10分
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