2021 後期スケジュール | イノベーションフォーラム21 新経営研究会 FMT イノベーション

『テクノロジーとWellbeing、予測不能の時代の幸せ』

ーIEEE最高位賞「2020年度 IEEE Frederik Phillips Award」受賞ー

　「イノベーションフォーラム」2021年度後期第6回は、来る7月1日（金）『テクノロジーとWellbeing、予測不能の時代の幸せ』と題して、株式会社日立製作所 フェロー、株式会社ハピネスプラネット 代表取締役 CEO 矢野和男氏をお招きし東京・六本木の国際文化会館にてご講演いただきます。

矢野 和男氏

　氏は1984年、早稲田大学 物理修士卒業後、（株）日立製作所入社、中央研究所配属。1993年、単一電子メモリーの室温動作に世界で初めて成功。ナノデバイス室温動作に道を開いた方。又、電気・電子産業への革新性を評価され、「人間中心のIoT技術開発と実用化」で IEEE最高位賞・2020年度IEEE Frederik Phillips Award 受賞。2004年からウエアラブル技術とビッグデータ活用で世界を牽引。
論文被引用件数は2,500件、特許出願350件を超える。「ハーバードビジネスレビュー」誌に、氏開発のウエアラブルセンサー「Business Microscope」が「歴史に残るウエアラブルデバイス」として紹介。人工知能からナノテクまで専門性の広さと深さで知られる。著書『データの見えざる手～ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』(草思社刊)はBook Vinegar社の2014年ビジネス書ベスト10に選ばれる。

名刺型ウェアラブルセンサー
　㈱日立製作所：提供

　予測不能の現代、変化に立ち向かわせるのは“やり甲斐”、これが「幸せ」に繫ることを膨大なデータで実証。HP社は2020年、日立の 出島として新設。予測不能の時代の幸せにIoT技術で迫る。

　IEEEフェロー。電子情報通信学会、応用物理学会、日本物理学会、人工知能学会 各会員。現在は東京工業大学連携教授兼任。これまでIEDM, DAC, ASSCC, ASP-DAC, SPOTS, EmNet, KDDなど国際学会の論文委員やSymposium on VLSI Circuits 2009の大会委員長、IEEE SpectrumのExternal Advisory Board Memberや文部科学省情報科学技術委員を歴任。

　1994 IEEE Electron Devices Society Paul Rappaport Award, 1996 IEEE ISSCC Lewis Winner Award, 1998 IEEE ISSCC Jack Raper Award, 2007 MBE Erice Prize, Best Paper Award of International Conference on ASE/IEEE Social Informatics 2012, 2014年関東発明表彰発明奨励賞、2016年日刊工業新聞 十大新製品賞、2016年日本データマネジメント・コンソーシアム先端技術活用賞、2016年第64回電気科学技術奨励賞、2017年Rakuten Technology Award/HEAD Award, 2020 IEEE Frederik Phillips Awardなどの国際的賞を多数受賞。

　「心の資本」の時代（日立評論　2019年9月）、新たな階級闘争を超えて（日立評論 2019年7月）、人工知能は「超スマート社会」到来を加速する（2017年4月）、実社会とむすびついたデータが人工知能開発を活かす、オープンな価値創造を実現するプラットフォーム/AI（日立評論　創刊100周年特別号 2017年）,AIで予測不能な時代に挑む（日立評論　2016年4月号）、人工知能は幸せな職場の夢を見るか?（IoT Platform Magazine, 2016年3月）、今後の企業に必要なのは多目的な人工知能（IoT Platform Magazine, 2016年3月）、人工知能を使えばデータ自身に考えさせられる（IoT Platform Magazine, 2016年2月）。

　必ずや、極めて啓発的で刺激的なディスカッションを呼び起こす、また今後を深く考えさせる会となることを確信しています。

　皆様の積極的なご参加をお待ちいたしております。

日程・会場

スケジュール

• 13:30-13:35　ご挨拶
• 13:35-14:00　自己紹介
• 14:00-15:00　ご講演(前半)
• 15:00-15:15　休憩
• 15:15-16:15　ご講演(後半)
• 16:15-17:00　Ｑ＆Ａ