『技術と人間のこれから』
-ソニーのイノベーションの歴史とこれからの“感動”に向けて-
「イノベーションフォーラム」2024年度前期 第5回例会が近づいて参りました。
今回は、生成AIなど第二世代のデジタル化の進展を迎える今日、日本企業の中でも、今、最も注目される一社 ソニー(株)様の副社長 テクノロジー、インキュベーション担当 松本義典氏をお招きして、『技術と人間のこれから』をテーマにご講演いただきます。
松本 義典氏
今回、ご講演をいただきますソニー(株)副社長 テクノロジー、インキュベーション担当 松本義典氏からは、『ソニーは「クリエイティビティとテクノロジーの力で世界を感動で満たす」をパーパスとして、これまでにも数多くのイノベーションを世の中に提供してきました。今回はそのソニーのイノベーションの歴史を振り返りながら、今後のメタバースやAIなど新しい技術がどのように社会にインパクトを与えて行くのか、さらにその中で複雑化していく社会における今後必要とされる価値は何か、についてお話させていただければと思います。』とのお言葉をいただいています。
シーメンスのCEO ローランド・ブッシュ氏は、「産業用メタバース」を、‷バーチャルでありながら現実世界とほとんど区別のつかないもの”として考え現実世界の課題にリアルタイムでコラボレーションやイノベーションの加速を後押ししたいと述べ、ソニーのXR HMDとシーメンスのソフトウェア・ソリューションを組み合わせて産業用メタバースを実現したいと考えている模様です。
XRとは、「Extended Reality/Cross Reality」の略で、現実の物理空間と仮想空間を融合させて、現実では知覚できない新たな体験を創造可能としようとする技術です。
また、エクステンデッド・リアリティまたはクロス・リアリティとは、現実世界と仮想世界を融合することで、現実にはないものを知覚できる技術の総称です。そのため、「VR」「AR」「MR」「SR」といった仮想世界と現実を融合させる画像処理技術は、いずれもXRに含まれます。
モバイルモーションキャプチャーmocopi
ソニーは、シーメンス社とのパートナーシップにより、製品設計向け、製造業における革新的、没入型のエンジニアリング体験を実現し、両社の強力なハードウェアとソフトウェアの統合により、工業デザインや商品設計領域のクリエーターがより没入型のデザイン、レビュー、協業を可能とすることを目指して活動しています。
CES 2024のプレスカンファレンスで突然登場したのが、SonyのVR HMDを没入型空間コンテンツ制作システムです。一般個人向けの製品として発表されました。
なお、当初6月18日(火)をご予定させていただいておりましたが、松本様のご都合によりメンバーの皆様にはご案内させていただいておりますが、6月25日(火)に変更させていただいております。何卒お間違えのなきようご予定ください。
是非とも皆様の積極的なご参加をいただだき、今後の技術・製品開発、また事業活動を巡って、活発な討議の場となることを願ってやみません。
皆様のご参加をお待ちいたしております。
(新経営研究会 代表 松尾隆)
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