開発者本人が語る… 独創技術・独創商品への挑戦

開発者本人が語る…

独創技術・独創商品への挑戦



十周年記念特別割引価格:
  21,600円
(消費税込)
  ※但し、現在在庫切れ
◇体裁: B5版 タテ組み 421頁
◇表紙装幀エクセーヌ張り・極上製豪華本〈箱入り〉
◇編集・発行:新経営研究会 1984年6月発刊
本書に掲載されている開発事例
ウォークマンの開発と市場創造
 ソニー・・・・・ 手塚多吉氏
スエード調新素材エクセーヌの開発
 東レ・・・・・ 岡本三宜
サチコン撮像管の開発
 日立製作所・・・・・ 丸山暎一
精密シートコイルの開発
 勧業電気・・・・・ 須藤充夫
二輪車エンジン・V4の開発
 ホンダ・・・・・ 坪井正治
日本語ワードプロセッサーの開発
 東芝・・・・・ 森 健一
キヤノンPPC複写機の開発
 キヤノン・・・・・ 田中 宏
アモルファスシリコン太陽電池の開発
 三洋電機・・・・・ 桑野幸徳
シティーの開発
 ホンダ・・・・・ 渡辺 洋男
IBMマルチステーション5550の開発
 日本IBM・・・・・ 川原 裕
日本のサバイバルについての一考察
 IBM・・・・・ 江崎玲於奈
日本の技術の優位性と課題
 野村総合研究所・・・・・ 森谷正規
≪本書の特徴≫
■開発者本人が語る開発体験

この開発体験の最大の特色は、幾多の難関を突破して、ついに独創技術・独創商品の開発に成功したご本人が、直接その生の開発ドラマを、きれいごとでなく、その開発の岐路で直面した数々の危機と失敗を、まじえて、率直に生き生きと語っていることで、他に類書のない貴重な記録です。

■独創性に優れた技術や商品がどう生まれ、どう育っていったか・・・
その生の開発経緯と苦闘に触れられる
本書は、下記のような内容で、開発者の方々の基本的なものの考え方と、開発の岐路における危機との闘いが克明に語られています。
◇その開発はどのようにして生まれたか?
  • その着想はどのようにして生まれたか?
  • その開発は、当時、企業のどのような時代的背景と要請、製品展開の構想に沿って着手されたのか?
  • その開発は、どのような偶然と必然の織りなす“あや”の中で生まれたか?
◇開発途上で、どのような危機と岐路を迎えたか?
  • 開発途上の壁や大きな障害は何であったか?
  • 開発途上の山や挫折を、どのようにして乗り越えたか?また、その開発を迷路にはいり込ませていたものは何であったか?
  • どのような失敗があったか?
  • 直属上長やトップの支持、関係部門や他の開発グループとの関係はどうなっていたか?
  • 周囲の無視や反発はどうであったか?
  • 工場移管はどのようにして行われ、また、そこでどのような問題が起ったか?
◇このそれぞれの画期的・独創的な開発課題に、評価はどのように行われたのか?
  • テーマの評価、とくに研究・開発の中間評価と重大局面におけるゴー・ストップの決断は、どのようにして行われたか?
  • 評価者や評価組織はどうなっていたか?
◇未知の市場創造と事業化で、どのような予期せぬ事態や苦闘を招いたか?
  • その企業にとって未経験、新規性がきわめて高い市場開拓という場合、どのような市場創造・事業化の努力がなされたか?
  • 商品化、事業化成功の要因は何であったか?
◇開発リ一ダーの選任や開発組織は、どう行われたか?
  • その開発に伴うリーダーの選任やチームの編成はどう行われたか?
  • その開発は、どのような開発組織と開発チームで行われたのか?
◇データーベースや特許はどうなっていたか?
  • データーベースや特許はどうなっていたか?
  • 特許でとくに苦労した点は何であったか?
◇開発を成功に導いた企業風土や環境はどうであったか?
  • オン・ザ・テーブルの開発テーマになるまでのモグリ研究(やみ研)の実態はどうであったか?
  • 社内ベンチャー的な開発風土や組織的制度はあったか?
  • 開発成功の裏ににどのような名伯楽を得たか?
■可能なかぎり収録した図版と写真
本書では、技術開発図(アイデア概念図、原理図、モデル図、構造図、レイアウト図、透し図・展開図、特性分析表、形成工程図、製造法・製造プロセス図、他)、開発経緯説明図表、構想展開図表など、つとめて豊富な図表と写真を収録しています。
■Q&Aで更に深められ、掘り下げられた開発の実態
本書では、開発事例ごとに、研究会メンバーとの間で交わされた鋭い質疑応答が、Q&Aの形でそのまま収録されています。

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