12/19(木)【訪問見学先】TOPPANホールディングス㈱ 小石川本社(東京都・文京区)【ご講演者】TOPPANホールディングス(株) 代表取締役 副社長 COO 坂井 和則 氏『すべてを突破するTOPPANの印刷を超えた新事業への挑戦』
【ご講演者】TOPPANホールディングス(株) 代表取締役 副社長 COO 坂井 和則 氏
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2024年度 後期 「異業種・独自企業研究会」の第4回 例会は、TOPPANホールディングス(株)代表取締役 副社長 COO 坂井和則 氏より、『すべてを突破する、TOPPANの印刷を超えた新事業への挑戦』と題してご講演いただき、博物館、VRシアター等を見学させていただます。
先に、今期例会の総合ご案内で、今回のご講演者 TOPPANホールディングス(株)代表取締役 副社長 COO 坂井和則様より、今回のご抱負について下記のご紹介をいただきました。
「当社は凸版印刷株式会社からTOPPANホールディングス株式会社に社名を変更しました。「印刷」を社名から外し、世界中の課題を突破するという決意を英字の「TOPPAN」 に込めました。TOPPANグループは120年以上の歴史の原点である 「印刷術」を進化させた独自の「印刷テクノロジー」により、VRをはじめとするDXや循環型社会を支えるSX、ヘルスケア分野を含むフロンティアの各領域で事業を拡大しています。「印刷」の枠を超えた新たな事業像と将来展望についてご紹介します。」
TOPPANホールディングス(株)は世界最大規模の総合印刷企業の一社で、1900年の創業。2023年9月、創業以来初めて、時代の変化とその挑戦に立ち向かう企業として“印刷”の2文字を社名から外し、これまでの経験、知見を基盤に、さらに広く今日の世界が直面する課題解決、新たな課題発見に挑むべく、社名を変更したとお聞きしています。
ご案内の通り、今日、同社は「印刷テクノロジー」 をベースに 「情報コミュニケーション事野業分野」、「生活・産業事業分野」、「エレクトロニクス事業分野」 の3分野にわたる、幅広い事業を展開しています。
とくに印刷技術を応用したデジタル画像処理技術やエレクトロニクス事業は世界の最先端を牽引する事業分野で、とくに液晶カラーフィルタは生産高世界首位。半導体製造の最重要基幹部材フォトマスクでは一位と僅差で世界2位。今年6月、IBMとの共同研究開発契約を終結し、2nm対応のEUVフォトマスクの開発・生産に挑んでいます。加えてICタグを用いたソリューション サービスにも積極展開し、インターネット関連では、地図情報サイトの草分けである「Mapion(マピオン)」を併合。NTT東日本と共に(株)サイバーマップ・ジャパン (現在(株)ONE COMPATH:完全子会社)を設立し、2005年(平成17年)10月、Eビジネス事業部門の元となったコンテンツ流通配信サービス 「bitway」(ビットウェイ)を事業会社として独立。(株)ビットウェイ(現・(株)Book Live)を設立しています。また、悪性度の高い “がん細胞” を体外で忠実に再現する、新たな3D細胞培養技術 “invivoid テクノロジー” を創出するなど、TOPPANホールディングスの挑戦ぶりには目を見張るものがあります。
また、同社のホームページで、「TOPPANは、印刷テクノロジーで培った高度な技術を活用し、人類のかけがえのない資産である文化財のデジタルアーカイブに取り組み、それらのデータを基に製作したコンテンツを「デジタル文化財」として公開していくため、本年(2024)年7月、デジタル技術を活用した新しい文化財の鑑賞体験を提案する施設「デジタル文化財ミュージアム KOISHIKAWA XROSS®」(コイシカワ クロス)を開設しました。
本施設では、全長20m、高さ5mの大型LEDカーブビジョンやインタラクティブな操作体験ができる文化財鑑賞システム、壁面と床面へのイマーシブ映像投影も可能な110㎡の企画展示スペースなどを駆使し、超高精細VR映像をはじめとするデジタル文化財コンテンツを紹介します。文化財の魅力やストーリーをより楽しめる鑑賞体験の提供を通じて、新たなデジタル文化財の価値を共創するためのパートナーシップ構築に取り組みます。」と紹介されています。)
今回のTOPPANNホールディングス(株) 小石川本社様の訪問で、もちろんこの同社の感動的試みに触れさせていただきます。
今、時代の新たな最先端を切り開こうとしているTOPPANホールディングスの挑戦は、これまで同社が歩んできた歴史、そこで培ってきた同社独自の特徴と強みを更に深耕、発展させ、同社と日本の独自の特色と強みを活かした、新たな次代の構築に挑もうとするニューフロンティア開拓、ここに向けてこれまでの殻を自ら打ち破っていこうとする決意、そこに向かう果敢な挑戦と革新と理解しています。今日の世界、時代が抱える巨大な課題解決に立ち向かい、科学と技術と、今真剣な取り組みを求められている、掛け替えのない、多様な固有の文化の再生にも取り組もうとしている、今後の新たな日本、世界を生み出す願いと日本再生への意を決した挑戦である、と私共はこのTOPPANホールディング(株)様の社名変更を理解、受けとめています。
皆様の積極的なご参加を心からお勧め申し上げてやみません。(新経営研究会 代表 松尾 隆)
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当日のスケジュール
2024年12月19日(木)
13:00〜18:00- 12:30
- 受付開始
- 13:00
- ご挨拶
- 13:10
- 会社紹介
講演 - 14:00
- Q&A
- 14:20
- 見学
- 17:00
- ライトパーティー
- 18:00
- 終了
参加申込締切
2024年12月6日(金)
事務局:田中(Tel. 03-3265-4341)
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訪問先
TOPPANホールディングス株式会社 TOPPAN小石川本社
東京都文京区水道1-3-3 TOPPAN小石川本社ビル
交通
直接お越しください ※集合場所は後日ご案内します
■江戸川橋駅
東京メトロ有楽町線(4番出口)より徒歩約8分
■飯田橋駅
JR総武線(東口)、東京メトロ有楽町線、東西線、南北線、都営大江戸線
(B1出口)より徒歩約13分
■後楽園駅
東京メトロ丸ノ内線、南北線(1番出口)より徒歩約10分
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