2017年 11月28(火)・29日(水) 会場:航海訓練用大型帆船『日本丸II』(東京 晴海埠頭繋船)
発足35周年記念大会
《ご挨拶》
去る1982年、同志(別紙)が相語らい、急変する企業環境の下で各企業がそれぞれの特徴を発揮し、明日の飛躍への新たな指針を見出すため、わが国企業の経営トップ、技術・製品開発と"ものづくり"の第一線で指導的立場に立つ方々が産業横断的に交流し、相互啓発し合える機会と場の必要を痛感して発足いたしました弊会は、お陰様で、今年、発足 35周年を迎えます。これも皆様の厚いご支援の賜で、改めて、衷心より厚く御礼申し上げます。
私たちは今、"グローバル化"と"科学技術本流の画期的変化"、た"第4次産業革命"ともいわれる"AI"と"ネットワーク化"が一体化して進展する画期的時代環境変化の中で、「如何に日本の文化に深く根ざした"ものづくり精神"と"美意識"をより発揚、輝かせ、世界を牽引、また世界に貢献出来る、日本独自のイノベーションを達成していけるか」問われています。
ついては、「現代の核心」に触れ、「本質」と「原点」に立ち返って「今後日本の製造業の在り方とイノベーションの方向」を求め合って行くことを目的に、航海訓練用大型帆船「日本丸Ⅱ」を会場に、35周年記念大会を開催させていただきます。
帆船は「機能美・造形美の象徴」であるばかりでなく、紀元前4,000年以前、古代エジプト陶器や壁画にも残されている、風の力を動力に、しかも風に逆らって移動することを可能にした、人類にとって正に「技術とものづくりの原点」といえるものです。
しかも「日本丸」は、実際に若人をして海という生きた大自然 と対峙させ、実体験を通して「大自然に対する畏怖・畏敬の念」を呼び起こし、「臨機応変の対応」、「リーダーシップ」、「フォロワーシップ」の何たるかを体得させる、正に「教育の原点を体現している場」です。
同時に、帆船は「ロマン」と「冒険」の象徴でもある。この 「ロマン」と「冒険心」こそ、今日の日本が回復しなければならない最重要課題の一つである、と私たちは考えています。
私たちはかかるメッセージを秘める「日本丸」に自らを置き、「日本丸」という「場」が秘める本質を体で感じ、今後を本質的に考え合う機会を持ちたいと願っています。
- 新経営研究会 代表 松尾 隆 -
発足35周年記念大会《スケジュール》
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