時代を先導する企業の挑戦と現場に触れる
訪問見学先
2013 訪問見学先
【訪問先】 東海旅客鉄道(株)
5/20 (月)
JR東海小牧研究施設は、東海道新幹線の競争力強化のため、速度・環境性能・安全・安定性などの質的向上、設備の維持・強化、コスト低減などの追求を目的として、平成14年に開設されたJR東海の研究開発拠点(技術開発本部)。2013年2月にデビューした世界最先端の高速車両「N700A」は、ここから生まれた。
※ご講演は4月25日(木) 13:00-16:30
◎ テーマ:『新幹線開発の軌跡、今後のわが国高速鉄道構想』
◎ 講 師: 東海旅客鉄道(株) 代表取締役副社長 森村 勉 氏
◎ 会 場: 東京理科大学 森戸記念館(東京・神楽坂)
【訪問見学先】 (株)樹研工業 本社工場(愛知/豊橋市)
5/29 (水)
『 極限の技術に挑む、
新たなグローバル化時代への樹研工業のヴィジョン 』
【講師】(株)樹研工業 代表取締役 松浦元男 氏
100万分1グラムの世界最小の歯車で話題となり、世界各国へ超小型・高性能プラスチック精密部品を供給し、世界唯一のナノ加工機械を導入しているマイクロパーツの世界のトップメーカー。この厳しい企業環境の中、独自の理念と開発力で世界に雄飛している。創業は1965年。一貫してプラスチック射出成形の技術を追求してきた。松浦元男氏はその同社の創業者。
【訪問見学先】 東芝メディカルシステムズ(株) 那須事業所(栃木/大田原市)
6/18 (火)
『 東芝が目指してきたCT開発の経緯、今日の挑戦 』
【講師】東芝メディカルシステムズ(株) 常務 統括技師長 内蔵啓幸 氏
同社は、診断用X線装置、医用X線CT装置、磁気共鳴画像診断装置、超音波画像診断装置、放射線治療装置、診断用核医学装置、医用検体検査機器、医療機関向け情報システムなどの製造、販売、技術サービスで知られる医療機器メーカー。とくに超音波装置、4次元X線CT装置は世界でもトップとの評価が高い。氏はその技術開発を担う統括責任者。
【訪問見学先】 (株)日本製鋼所 室蘭製作所(北海道/室蘭市)
7/12 (金)
『 匠のワザを原点に技術の高度化と進化へ』
【講師】(株)日本製鋼所 取締役 専務執行役員 鉄鋼事業部長 村井悦夫 氏
日本刀の製作プロセスを紹介し、そこからの発想の紹介、たとえば、鍛造の意義、種々の加工法のアイディアと製品を紹介する。 プロセスの高度化の例として、鋼の高清浄度化ならびに大型化、超大型化の技術開発と電力・原子力をはじめとする産業界への貢献について述べる。更なる進化としてウルトラスーパ大型化、異材接合、鋼から高合金の世界への参入を目指す現在の状況にも触れる。
【訪問見学先】 帝人(株)プラスチックステクニカルセンター(千葉/千葉市)
9/27 (金)
『 プラスチックスグレージングの開発・今後の新材料開発』
【講師】帝人(株) 顧問技監 酒井和幸 氏 / オートモーティブ
プラスティックスグレージング事業推進部長 帆高寿昌 氏
軽量化に優れる樹脂グレージング(ガラス用途に使う樹脂部品)を始め、自動車用プラスチック新材料の開発が話題となっている今日、同社はポリカーボネ—ト樹脂の市場対応力を強化中。同社のポリカーボネート樹脂グレージングは、トヨタのレクサス、仏シトロエンDS5などに採用されている。
【訪問見学先】 鹿島建設(株) 鹿島技術研究所(東京都/調布市)
11月28日 (木)
『 鹿島建設が挑む先端技術開発 』
【講師】鹿島建設(株) 常務執行役員 技術研究所長 戸河里敏 氏
創業174年。かつて「鉄道の鹿島」と呼ばれた。日本初のコンクリート高堰堤を持つ巨大ダム(大峯ダム)、日本初の高速道路・名神高速道路、東海道新幹線の開設に伴う新丹那トンネル、地震国日本では不可能とされていた日本初の超高層ビル「霞が関ビル」を実現して、世界最初の高層制震ビルを完成させた。常に時代に先駆け、時代をリードして来た土木・建築企業。
【訪問見学先】 (株)クレハ いわき事業所(福島/いわき市)
12月12日(木)
『クレハのスペシャリティー製品開発と
グローバル展開、その軌跡と今日の挑戦 』
【講師】(株)クレハ 代表取締役社長 小林 豊 氏
同社は、固有技術に裏打ちされたスペシャリティープロダクトをグローバルに展開する、エクセレント‘ものづくり’カンパニーの一社。クレラップ、リチウムイオン電池用重要部材、フッ素系樹脂、エンジニアリングプラスチックPPS、PGA樹脂といった特徴ある成長素材を次々に生み出してきた。この技術的に難しい材料・PGA樹脂をここまでつくり上げて来たのが小林氏。
【訪問見学先】 (株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC) 本社(愛知/蒲郡市)
1月16日 (木)
『 東芝が目指してきたCT開発の経緯、今日の挑戦 』
【講師】(株)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC) 常務取締役 畠賢一郎 氏
再生医療とは我々の身体に備わっている組織の再生能力を引き出して、失われた組織や臓器の機能を再生させる医療。患者本人の細胞を培養して移植する。J-TECはこの技術で自家培養表皮、世界初自家培養軟骨などで再生医療の産業化を目指し、人類に福音を与えている刮目すべきベンチャー企業。同社の再生表皮でどれだけ悲惨な患者が救われているか計り知れない。
【訪問見学先】 ダイキン工業(株) 滋賀事業所(滋賀/草津市)
2月25日 (火)
『地球環境への貢献と
日本のものづくり競争力強化を目指す次世代エアコンの開発』
【講師】ダイキン工業(株) 常務執行役員 地球環境担当 岡田慎也 氏
同社は誰も知るグローバルトップの空調機メーカー。従来冷媒と較べ温暖化係数が1/3となる次世代省エネ冷媒(HFC32)を採用した世界初エアコンの開発で、第5回ものづくり日本大賞・内閣総理大臣賞を受賞。受賞理由は、環境配慮、高付加価値化、低コスト化、海外市場開拓など相矛盾しかねない難問を克服し、日本企業のものづくり、マザー機能発揮のモデルとなること。
【訪問見学先】 鳥取県栽培漁業センター(鳥取/東伯郡)
3月14日(金)
『 日本の漁業の未来 / 高級マサバの海水井戸による早期養殖 』
【講師】鳥取県栽培漁業センター 所長 古田晋平 氏
近年、漁業資源の保護が国際的に叫ばれている中、魅力ある水産物の安定供給が求められている。鳥取県では天然海域での多くのリスクを回避出来る「海水井戸を用いた陸上養殖技術」の開発に成功。最近、高級魚マサバで生後10ヶ月で出荷可能サイズの500gにまでなることを確認。これまでヒラメ、アワビ、イワガキ、クルマエビ、アユなど8魚種の栽培漁業に成功。
【訪問見学先】 アース製薬 (株)坂越工場・研究所(兵庫/赤穂市)
4月18日(金)
『 アース製薬 今日に至る軌跡、大塚グループの商品戦略 』
【講師】アース製薬(株) 特別顧問、元代表取締役会長、元代表取締役社長
アース・バイオケミカル(株) 代表取締役会長 大塚正富 氏
大塚グループの1社。「ごきぶりホイホイ」は同社を家庭用殺虫剤の最大手に飛躍させる起爆剤となった伝説的ヒット商品。その開発リーダーだったのが大塚正富氏。その爆発的ヒット商品となるネーミングも氏。アースバイオケミカルは同社の子会社。世界に先駆けて実用化した昆虫フェロモン活性物質を利用した発生予察剤、ペット分野など、ユニークで独創的製品を生み出している。