時代を先導する企業の挑戦と現場に触れる

訪問見学先

2011 訪問見学先

【訪問見学先】バイエル薬品(株)滋賀工場 (滋賀/甲賀市)


4/8(金)

   ※延期となります

『バイエル薬品の独自領域の研究開発と事業展開、経営努力』

【講師】取締役会長 栄木 憲和

バイエル社は1863年、ドイツに創業されたヘルスケア、農薬関連、先端素材領域をコアとする、世界4位のグローバル総合化学企業。アスピリンは同社の発明。日本法人設立は1911年(明治44年)。今年100周年を迎えた。バイエル薬品は画像診断薬の世界的パイオニアとして知られ、とくにCT領域、癌やアルツハイマー病の早期診断で注目されるPET用画像診断薬の研究・開発で世界のリーダーとしての地位を確立している。又、脳梗塞や心筋梗塞など脳・心血管系分野を中心に、充実した製品群を提供。滋賀では日本ならではの開発とマネジメントが推進されている。

※誠に残念ながら、この度の東北・関東大震災の影響により延期させていただかなくてはならなくなりました。現在、製薬企業各社は厚生労働省より被災者の皆様に医薬品の緊急確保と安定供給を求められています。
バイエル薬品社は 「Life-threatening drugs(生命維持に必須の医薬品)」を数多く抱えており、滋賀工場も当該地域への供給量確保と安定生産に注力しています。
このような背景により、現在の惨状が回復するまで今回の研究会を延期させていただきたく、お願い申し上げる次第です。

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【訪問見学先】富士フイルム先進研究所 (神奈川/足柄上郡)


5/19(木)

『第二の創業を目指す富士フイルムの研究開発と新事業戦略』

  -銀塩で培った技術をベースに挑む新たなイノベーション -

【講師】取締役常務執行役員 R&D統括本部長 井上 伸昭

デジタル化の流れで写真フイルムから企業方向を大転換した同社は、現在を「第二の創業期」と位置づけて企業革新を遂行中。今回の訪問先は同社グループの全社横断的な先端研究と新規事業・新商品開発の基盤となるコア技術の深耕と発展を担うべく、2006年開所の研究所。「高機能材」、「メディカル・ライフサイエンス」、「グラフィックシステム」、「光デバイス」、「デジタルイメージング」を重点事業とする。

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【訪問見学先】(株)堀場製作所 本社工場 (京都市/南区)


6/7(火)

『 HORIBAの成長を支えるワンカンパニー経営』

  -'はかる' を通して、グローバル市場のリーダーを目指す -

【講師】代表取締役社長 堀場 厚

分析の側面から様々な産業に開発・技術ソリューションを提供している同社は、70年代よりグローバル展開を視野に海外拠点を設立、90年代フランス企業2社の買収を契機に事業分野を強化した。文化や言葉の壁を乗り越え、HORIBA独自の企業理念を理解し体言できる人財の育成が堅実な成長と効率のよいグローバル展開を支えている。更にグループを一つの会社と考え、会社機能の集約・効率化で経営判断のスピード化を図るワンカンパニー経営を推進している。

※当初見学先が「びわこ工場」となっていましたが、これは「本社工場」の誤りで、慎んで訂正させていただきます

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【訪問見学先】 NTT情報流通基盤総合研究所 (東京/三鷹)


6/21(火)

『IT・ 通信事業分野における日本の挑戦 』

  - 日本はIT・ 通信事業分野で新時代を先導出来るか -

【講師】常務理事 情報流通基盤総合研究所長 三宅 功

NTTグループは、ブロードバンド・ユビキタス社会を実現するための大きな一歩として、NTTの技術の結晶「次世代ネットワークサービス(NGN)」を開始した。NTT情報流通基盤総合研究所は、この次世代ネットワークの基盤技術開発を進める研究拠点。ノキア、アップル、グーグル、マイクロソフトなどをコアに、サムスン、LGなどを巻き込んで世界のIT・通信革命が急速に進もうとしている今日、日本はIT・通信分野で新時代を先導出来るか。

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【訪問見学先】 (株)日本ピスコ 伊那第二工場 (長野/上伊那郡)


8/24(水)

『日本PISCOを支える 'ものづくり' への思い、
           時代環境変化への挑戦』

【講師】代表取締役社長 山崎 清康

1976年、長野県岡谷市に創業。産業用ロボットなどに不可欠な無限でクリーンな空気がエネルギー源の空気圧機器で独自技術を誇り、単体からユニットまで1万種を越える製品で世界展開している、知る人ぞ知る中小企業。継手関係で業界トップ。2009年長野県最大規模・総出力400kWの太陽光発電を導入。42万kWh/年の電力を発電し、年間197tのCO2を削減。時代の大転換期を迎えた今日、今後の同社の'ものづくり'経営の一端を伺う。

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【訪問見学先】(株)デンソー 西尾製作所 (愛知/西尾市)


9/14(水)

『時代の大転換期を迎えたデンソーの'技術'、'ものづくり経営'
                  へのヴィジョンと戦略』

【講師】 代表取締役会長 深谷 紘一

'ものづくり' で日本を代表する企業。日本最大の自動車部品メーカー。自動車の冷暖房・冷却器、パワートレイン、情報・安全、電気・電子機器、ITS関連などが主力製品。30カ国以上で事業展開し、'デンソー流モノづくり'のグローバルな共有と実践による競争力の基盤強化、市場の近くでスピーディに意思決定できるマネジメント体制の構築を通して、地域の特長を活かす事業運営と地域に合ったモノづくりの実践を目指している。

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【訪問見学先】三菱重工業(株)高砂製作 (兵庫/高砂市)

10/28(金)

『 三菱重工業のエネルギー・環境事業戦略 』

【講師】特別顧問/前取締役副社長執行役員 福江 一郎

見学先の高砂製作所は、三菱重工が世界に向け、ガスタービン、火力・原子力プラント用蒸気タービン、水車、ポンプなどを製造している大型回転機 専門工場。グリーンエネルギー革命が世界の潮流の今日、福江氏はこの6月まで同社のエネルギー・環境事業の基本戦略の策定、その事業をリードし ていくために創設された社長直轄の新組織「エネルギー・環境事業統括戦略室」の統括責任者で、同社エネルギー・環境事業の中核にあった方。

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【訪問見学先】(株)輪島屋善仁、塗師の家(石川/輪島市)


11/22(火)・23(水)

『 日本の 'ものづくり' の本質を輪島に見る 』

【講師】代表取締役社長 中室 勝郎

江戸文化年間創業の老舗塗師屋の八代目当主。日本漆芸史上最高の漆器づくりを目指す。最良の漆を求め、漆器業界で初めて自ら岩手県に 漆の森をつくり(現在日本最大)、漆の栽培から自家精製まで行っている。技は中世を超えることを志し、輪島塗の原点回帰の場として「塗師の家」 を復元。日本一美しい町屋と言われる。トヨタがレクサスを始める際、日本のモノづくり魂を考えさせるため、開発担当者を氏のもとへ送ったという。

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【訪問見学先】日本ゼオン(株)高岡工場 (富山/高岡市)


12/9(金)

『 日本ゼオンが挑んだ
    高機能光学フィルム ゼオノアの開発 』

【講師】取締役常務執行役員 荒川 公平

ゼオノアはLCD-TVの視野角問題を解消した高機能光学フィルム。これを実現したのは画期的独自技術「溶融押し出し法」。この度、世界初の大型画面LCD-3D TV用の本格量産決定。これは、大型化が進む有機ELの光反射防止用偏光ベースフィルムとして活用でき、高透明性、低波長分散など優れた光学特性を持ち、LCD-TVの高コントラスト化、鮮明化を得られるため、急速に需要拡大中。同社のカメラ付携帯電話用プラスチックレンズは世界シェア9割。

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【訪問見学先】國本工業(株)浜北工場 (静岡/浜松市)


2012年

1/23(月)

『 先進技術で未来を切り拓く技術者集団を目指す 』

【講師】代表取締役社長 國本 幸孝

業界初の金型プレスによる金属パイプの肉厚コントロールや曲げ技術を開発し、低コスト・高信頼性の輸送用機器関連部品を提供。業界に一大 革命をもたらし、自動車業界を唸らせた。アジア諸国の台頭の中、「規模ではなく強さ」、「量ではなく質」を合い言葉に、自分たちにしかつくれないもの、日本にしかつくれないものを追求。現在、その独自技術を武器に、次世代輸送用機器、航空・宇宙分野、ロボット分野への開拓を目指して挑戦中。

※当初、1月26日(金)に開催の予定でしたが、事情により1月23日(月)に変更させていただくこととなりました。

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【訪問見学先】京セラ(株)国分工場(鹿児島/霧島市)


3/16(金)

『京セラの生産技術力向上と、
    現場が進化・成長しつづける体制づくり』

     - 京セラのアメーバー経営とその実戦 -

【講師】執行役員 研究開発本部 生産技術開発統括部長 山下 洋一

今回は、アジアなど新興経済国の台頭と世界経済地図の変化への京セラの対応を上記テーマで伺う。同社は世界初の多結晶シリコン太陽電池や 電子部品、医療材料など、ファインセラミックをコアとするグローバル企業。トヨタ3代目プリウスに装備されたトヨタ初の「ソーラーベンチレーションシステム」に太陽電池モジュールを供給。見学先の国分工場は大型半導体製造装置用部品、ファインセラミック・半導体・自動車・電子部品の主力工場。

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3月30日(金) 『 総合ディスカッション 』

※当初、3月28日(水)に開催の予定でしたが、事情により3月30日(金)に変更させていただくこととなりました。


1. アジアの台頭と変化、世界の産業構造変化に日本の製造業はどう対応していくか
2. 日本の'ものづくり経営'が直面している課題

《コーディネーター》


鈴木 一義 氏

(独) 国立科学博物館
科学技術史グループ長



相馬 和彦 氏
テクノ・ビジョン 代表取締役
元帝人(株)取締役研究部門長



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