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【訪問見学先】セイコーエプソン(株) 広丘事業所(長野県・塩尻市)【ご講演者】セイコーエプソン(株) 相談役(前取締役 会長・元代表取締役 社長)碓井 稔『エプソンとは何か? 何のためにあるのか?必死に問い続けたリーマンショックからの再建』

【ご講演者】セイコーエプソン(株) 相談役(前取締役 会長・元代表取締役 社長)碓井 稔

  •  2024年度 後期「異業種・独自企業研究会」の最終回は、セイコーエプソン㈱の情報機器事業の開発・設計・生産をはじめ、セイコーエプソン全体の新規事業開拓・新製品の研究開発を行っており、とくにセイコーエプソンが開発の中心となり、捺染業の世界のリーディングカンパニー イタリアのロブステリ社と共同開発した産業用インクジェットデジタル捺染印刷機「モナリザ」の開発、生産現場の訪問です。

    碓井 稔 氏

      高級ブランドを中心とした捺染業の一大拠点であるイタリア・コモ地域で捺染印刷機の開発・製造・販売を行っているロブステリ社に、エプソンがマイクロピエゾプリントヘッドやインク供給機構パーツなどのインクジェット技術を供与することで、量産プリントに耐えうるデジタル捺染印刷機の商品化に成功しました。シルク産業の本場 イタリアのコモ地区と日本のこの地・広岡事業所(長野県塩尻氏広岡新田)2か所だけで研究開発・生産を行っているデジタル捺染機(織物や糸の染色機) の開発・製造現場を訪問/見学させていただき、合わせてセイコーエプソン(株)相談役(前取締役 会長•元代表取締役 社長)碓井稔氏をお囲みしてお話を伺わせていただくことが目的です。

    大型デジタル捺染機:
    捺染(なっせん)とは染色技法の一つ

     

     又、今回、碓井稔相談役様に伺わせていただくご講演は2部に分け、一部は碓井相談役様が社長に就任された2008年6月から3ヶ月後に直面したリーマンショック。経営の原点に立ち戻って再起されていく死に物狂いの経営再建のご体験。ここで氏は、経営とは何なのか、エプソンとは何なのか、死に物狂いで考えさせられたと仰います。そして周囲の非難にめげずこの難関を乗り切られ、1兆円の売上高を回復し、やがて過去最高益を達成し、営業利益率12%という高収益体質を実現されていくお話は、嘗てこの会で伺った日本電子(株)代表取締役 会長 栗原権右衛門氏の回顧「社長に就任してまだ一振りもしていないのに、突然三振を宣告されたような思いだった!」と同じだったでしょう。

     因みに、今回お話を伺う碓井稔氏こそ、セイコーエプソンのインクジェットプリンター “マイクロピエゾ プリントヘッド” の開発者ご本人なのです。

    ここには汲めども尽きない感動の歴史が刻まれています。
    皆様の積極的なご参加を心からお勧め申し上げてやみません。(新経営研究会 代表 松尾 隆)

    • 当日のスケジュール

      2025年2月27日(木)13:00〜18:15
      12:35
      JR「塩尻駅」集合・出発
      13:00
      写真撮影(ロビーにて)
      13:10
      移動・名刺交換
      13:20
      ご講演
      14:50
      休憩
      15:00
      見学
      17:00
      休憩・移動
      17:15
      ライトパーティー
      18:15
      バス出発(塩尻駅へ)
      塩尻駅発18:49-新宿駅着21:15

      参加申込締切

      2025年2月5日(水)

      事務局:田中(Tel. 03-3265-4341)

    • 訪問先

      セイコーエプソン(株)広丘事業所

      長野県塩尻市広丘原新田80



      集合時間・場所

      12:35 JR「塩尻駅」東口

      チャーターバス乗り場

      塩尻駅 東口 事務局スタッフが待機しております
      • ご昼食をお済ませの上お越しください
      • バス代としてバス内で2,000円申し受けます。
        お釣りのないようご用意いただけると助かります(領収書発行いたします)。

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