開発者本人が語る「明日の技術・製品開発と独自の企業価値創出研究会」
これまでの発表事例
2011年10月04日(火)
レノボ・ジャパン(株) 取締役副社長 内藤在正 氏 常務執行役員 留目真伸 氏 |
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『レノボのグローバル企業戦略』・成熟市場・新興市場の新しいパラダイムとグローバル企業戦略・グローバル企業の中での日本の研究・開発組織の競争力と将来ご案内の通り、レノボ社(聯想集団)は1984年、中国科学院の計算機研究所研究員11名が設立した企業で、当初は外国ブランドの販売から出発し、翌年香港で独自ブランドを発売。1990年には中国全土で独自ブランドの販売に踏み切り、1994年香港株式市場に上場した中国企業です。1997年、聯想ブランドは中国パソコン市場で売上トップを記録し、2000年のビジネスウィーク誌では世界IT企業100社中、レノボ集団は8位にランクされました。
そして、2004年12月、世界が驚いたレノボ社のIBM 社からのPC部門買収。これによってレノボ社は 「IBM」 及び製品ブランド 「Think Pad」 などの商標を5年間維持、又「Think Pad」 の開発・生産部隊を手に入れることとなり、同社のPCの世界シェアは、当時、デル、ヒューレット・パッカードに次ぐ3位となりました。今回講師としてお招きするレノボ社副社長の内藤在正氏は、当時の日本IBM社の 「Think Pad」 の開発・製造責任者であった方で、現在、レノボ社の研究・開発を担う最高幹部のお一人です。レノボ社はIBM社 のPC部門合併の後、本社を北京から米国・ノースカロライナ州に移転しています。 2007年、エイサーによるゲートウエイ買収。「IBM」ロゴは徐々に外され、現在は 「Lenovo ThinkPad」 となっています。 更に今年、ご案内の通りレノボはNECと戦略的提携に基づく合弁会社の設立を発表。この提携で、製品群の充実と販売チャネルを拡大し、レノボ社のグローバルビジネスとそのサプライチェーンとの相乗効果で、より強固なマーケットポジションの強化を目指しています。この合弁会社は、レノボ社51%、NEC49%の出資比率で、「Lenovo NEC Holdings B.V.」 と命名され、登記上の本社はオランダ、本社機能は東京となる予定です。 今回は、グローバル企業として今大躍進を遂げつつあるレノボ社のお二人の幹部の方々を通して、レノボ社大躍進の秘密と今後のビジョンに触れさせていただき、私たちの今後を考える貴重な機会とさせていただきたく願っています。 |
日程・会場【日時】2011年10月4日(火)13 : 30-17 : 00【会場】 東京理科大学 森戸記念館 1階 第2フォーラム 東京都新宿区神楽坂 4 - 2 - 2 Tel. 03 - 5225 - 1033 【講師】レノボ・ジャパン(株) 取締役副社長/内藤在正氏 常務執行役員 留目真伸氏 【コーディネーター】 放送大学 森谷正規氏 |
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