開発者本人が語る「明日の技術・製品開発と独自の企業価値創出研究会」
これまでの発表事例
2012年2月8日(水)
東北大学大学院 環境科学研究科教授 石田秀輝氏 |
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『エネルギー、’ものづくり’のパラダイムシフト/ネイチャー・テクノロジーを求めて』石田秀輝氏 皆様のご参加をいただいております2011年度後期「イノベーションフォーラム」 の第6回 2月例会を、下記によりご案内申し上げます。 東北大学大学院 環境科学研究科教授 石田秀輝氏をお囲みし、『エネルギー、“ものづくり”のパラダイムシフト/ネイチャー・テクノロジーを求めて』をテーマに氏の最近のご研究をご披瀝いただきます。氏は、自然の “すごさ” をリデザインする新しいものづくり 『ネイチャー・テクノロジー』 を提唱し、あわせて、環境問題への努力にもかかわらず加速の止まらない今日の環境劣化、この 「ジレンマ」 を解決していくために、この『ネイチャー・テクノロジー』を取り入れた 「エネルギーとものづくりのパラダイムシフト」 を求めています。 氏は、東北大学大学院 環境科学研究科 教授。工学博士。(株)INAX(現(株)LIXIL) 基礎研究所長、技術戦略委員会・環境戦略委員会兼任議長(取締役CTO)を経て、2004年から東北大学教授に就任。 いつも殻が綺麗なカタツムリに学んだ外壁タイル、超低速で飛べるトンボの翼をヒントに開発されたマイクロ風力発電機、ヤモリの指から生まれた不思議なテープ、イルカの皮膚構造と新素材の可能性など、最近 『ネイチャー・テクノロジー』 をコアに新しい技術が生まれて来ています。 因みに、海外に「バイオ・ミミクリー」という研究がありますが、 「ネイチャー・テクノロジー」 はそれとは違うもので、石田氏は 「バイオ・ミミクリー」 は 『自然を模倣する “ものづくり”』 、 「ネイチャー・テクノロジー」 は自然を科学の眼で観て、人間にとって必要なものをリ・デザインすることで地球への負荷を小さくしたり、全く新しい“ものつくり” や暮らし方を提案しようとするものと言い、 「ネイチャー・テクノロジー」 とは石田氏たちが生み出した、日本発の概念です。 「環境戦略と経営戦略、技術戦略は一体」が氏の理念で、「地球が教える奇跡の技術」、「自然に学ぶ粋なテクノロジー」、「ヤモリの指から不思議なテープ」、「すごい自然図鑑」、「自然に学ぶ!ネイチャーテクノロジー」など、今、氏の著書が大きな話題を呼んでいます。 皆様方の積極的なご参加を願ってやみません。 |
日程・会場【日時】 2012年2月8日(水)13 : 30-17 : 00【会場】 東京理科大学 森戸記念館 2階 第1会議室 東京都新宿区神楽坂 4 - 2 - 2 Tel. 03 - 5225 - 1033 【講師】 東北大学大学院 環境科学研究科 教授 石田秀輝氏 【コーディネーター】 放送大学 名誉教授 森谷正規氏 |
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